まぐMM
日刊工業新聞社【素材・エネルギー・化学】 サンプル
ID:P0000095
 

■表示に際しては固定ピッチフォントをお使い下さい。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□2004年 4月 7日号□□
□□□□□□□□□                         □
□□□□□□□  日刊工業新聞社 Newsウエーブ21     □□□
□□□□□                         □□□□□
□□□        【素材・エネルギー・化学】    □□□□□□□
□                         □□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

■□■――――――――――【今日のニュース】――――――――――■□■
【01】三協、韓国製熱交換器用フィンチューブを販売−空冷効率20%増
【02】東洋ラジエーター、超高温の熱交換器開発−小型ガス化発電に搭載
【03】岩谷産業、50億円を投じ07年3月末までにERP導入
【04】日本触媒、新製品開発を一層加速−04―06年度の新中計発表
【05】東亜合成、接着強度などの機能高めた業務用瞬間接着剤2種発売
【06】非鉄大手7社の地金生産、今年度上期は鉱石不足で銅・銀など減産
【07】JFE、福山第5高炉の来春改修を正式発表
【08】旭硝子、愛知でPDP用ガラス基板を増産−中国では車用ガラス
【09】ミニストップとコスモ石、コンビニとセルフ給油の新業態を開発
【10】経営ひと言/三菱樹脂・神尾章社長「他社より一歩早く」
■□■―――――――――――――――――――――――――――――■□■

―【01】―――――――――――――――――――――――――――――――
   三協、韓国製熱交換器用フィンチューブを販売−空冷効率20%増
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 発電プラント資材商社の三協(東京都中央区、貝沼鋼社長、03・3546
・7450)は、韓国のフィン・チューブ・テック社(FTTC)が開発した
空冷式熱交換器用フィンチューブの輸入販売に乗り出す。フィンを波形に特殊
加工することで従来製品より冷却効率を約20%高められ、大幅な省スペース
化が可能となる。

 石油精製、ゴミ焼却炉、小型火力発電所向けに売り込むほか、石油精製分野
で近く大手プラントメーカー子会社と代理店契約を結ぶ予定。初年度3億―5
億円の販売を目指す。

 FTTCは米エネルギー省傘下の研究機関に主席研究員として長年在籍した
任寛鎬氏が00年に設立。同社のフィンはチューブの外部にアルミ製のチュー
ブをはめ込み転造加工しているのが特徴で、フィンに波形加工を施した「Hi
PFT」は従来の管束に比べ冷却効果が約20%高く、寸法も20%程度小型
化できる。

                         【No.07CAAE001314】

―【02】―――――――――――――――――――――――――――――――
   東洋ラジエーター、超高温の熱交換器開発−小型ガス化発電に搭載
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 東洋ラジエーターは900度Cの燃焼排ガスの熱を利用して空気を800度
Cに予熱する超高温仕様の熱交換器を開発、バイオマスなどを燃料にした小型
のガス化発電システムに搭載し実用化する。800度Cの熱交換器で小型のシ
ステムは今までなかったが、特殊添加剤を加えたニッケルベースの材料開発と、
温度分布を小さくしたプレートフィン構造で高温による歪みをなくし、耐酸化
性を高め10―15年の耐久性を実現した。固体酸化物形燃料電池(SOFC)
や水素改質システムなど広範な利用を見込む。

 これまで開発したマイクロガスタービンの再生器などの高温仕様熱交換器技
術を応用、材料は三菱マテリアルと共同開発した。熱交換器はプレートフィン
タイプで、プレート板の間に電熱面積を増やすフィンをろう付けしている。フ
ィンを入れてプレートの温度を均一にし、温度変化の歪みをなくす配置にした。

                         【No.07CAAJ001314】

―【03】―――――――――――――――――――――――――――――――
     岩谷産業、50億円を投じ07年3月末までにERP導入
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 岩谷産業は07年3月末までに約50億円を投じて統合業務パッケージ(E
RP)を導入する。対象は岩谷本体と関連会社の会計や人事、経営情報などの
幅広い分野で、スピーディーで戦略的な経営を実現するのが狙い。4月から人
事や給与など一部の分野から導入を始め、順次拡大する。導入後は1カ月以内
の決算発表やコストダウンなどを目指す。本決算の発表は06年3月期から4
月中に行う予定。同時に経営情報を充実させることで、損益管理も徹底する。
どの程度のコストダウンが可能かは未定で、今後詰めていく。

 同社はガスの卸売り、小売り、配送を手掛けており、生産計画やローリーの
配車などを戦略的に工夫することで採算性を高めることができる。このため現
在、東京と大阪にあるデリバリーセンターを大阪に集約する。

                         【No.07CBAG001414】

―【04】―――――――――――――――――――――――――――――――
   日本触媒、新製品開発を一層加速−04―06年度の新中計発表
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 日本触媒は6日、04―06年度の中期経営計画を発表した。現在推進中の
長期経営計画(01―06年度)後半の実行計画となるもの。高吸水性樹脂、
アクリル事業に次ぐ事業として新規製品の創出、拡大をさらに加速するなど、
「市況に左右されない安定した利益体質」の実現を目指す。06年3月期の数
値目標は売上高2000億円、経常利益180億円、総資産経常利益率7・0
%。

 既存製品事業では、アクリル酸・高吸水性樹脂事業をコア事業としてグロー
バル展開を図り、安定したキャッシュフローを創出するほか、酸化エチレンオ
キサイド誘導品事業の非エチレングリコール化比率75%を目標に市況に左右
されない事業への変ぼうを図る。

 新規製品事業では06年度の売上高200億円を目指して、新規製品の開発
と事業拡大に拍車をかける。このため組織を機能性化学品事業部と精密化学品
事業部に再編、各製品事業を再配置する。

                         【No.07CBAH001414】

―【05】―――――――――――――――――――――――――――――――
   東亜合成、接着強度などの機能高めた業務用瞬間接着剤2種発売
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 東亜合成は接着強度、耐衝撃性などの機能強化と汎用性を高めた業務用瞬間
接着剤「アロンアルファ・エクストラ2000シリーズ」と「同4000シリ
ーズ」を発売した。価格は20グラム容器入り1本1785円。

 2000シリーズは強化プラスチックなどの難接着材や木口など多孔質材の
接着に対応。従来品に比べ接着強度が強く、耐熱性を向上するとともに、硬化
速度が速く150マイクロメートル程度のすき間がある面でも接着が可能。 
4000シリーズは、耐衝撃性と耐熱性を強化した。

                         【No.07CBAI001414】

―【06】―――――――――――――――――――――――――――――――
   非鉄大手7社の地金生産、今年度上期は鉱石不足で銅・銀など減産
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 非鉄金属大手7社の04年度上期(4―9月)の地金生産計画が6日、出そ
ろった。中国の需要拡大によって鉱石の不足が続いているのが響き、銅の生産
量は6社のうち3社が減少する見通しだ。金や銀も調達環境が悪化しており、
金は6社中4社、銀は7社中4社がそれぞれ減産を見込んでいる。原料の需給
ひっ迫を背景に、鉱山から鉱石を買い付ける際の買鉱条件が悪化しているのを
反映した格好だ。

 銅製錬最大手の日鉱金属では、03年に採掘場の事故が起きた主要調達先の
グラスベルグ鉱山(インドネシア)からの供給量不足が解消しておらず、銅の
生産量が設備能力に比べ10%少ない水準にとどまる見通し。

 三菱マテリアルの銅生産量が増えるのは、前年同期に直島製錬所(香川県直
島町)の定期修理で稼働率が下がった反動によるもので、年間では前年度並み。
住友金属鉱山では横ばい、同和鉱業と古河機械金属では減産を予想する。銅鉱
石の調達環境が厳しいことから、ほとんどの会社が事実上減産か横ばいにとど
まる見込みだ。

 金、銀でも鉱石の不足や原料の品位低下といった調達環境の悪化が目立つ。
銅が減る結果、日鉱金属では主に銅製錬の副産物である金も減産になる。三菱
マテリアルや同和鉱業、三井金属も大幅減産の見通し。一部の鉱山から調達す
る原料の品位低下も足かせになる。

 亜鉛は自動車用の亜鉛メッキ鋼板向けの需要が強含み。だが日鉱金属などで
は上期に非鉄各社の共同の製錬委託先である八戸製錬(青森県八戸市)と秋田
製錬(秋田市)が定期改修に入るため、減産を見込む。

                         【No.07CBAL001414】

―【07】―――――――――――――――――――――――――――――――
        JFE、福山第5高炉の来春改修を正式発表
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 JFEスチールは6日、西日本製鉄所福山地区(広島県福山市)の第5高炉
を来春までに改修すると正式発表した。

 86年の稼働後18年がたち、老朽化による生産能力低下や補修費上昇が予
想されるためで、改修時期は05年1―3月。炉体をあらかじめ3―4個に分
割して建造してから溶接する「大ブロッキング工法」を採用し、従来工法で1
20―150日かかる工期を60日程度に短縮する。投資額は210億円。

 炉容積は休止前の4664立方メートルから5500立方メートルに増える。

                         【No.07CBAM001414】

―【08】―――――――――――――――――――――――――――――――
   旭硝子、愛知でPDP用ガラス基板を増産−中国では車用ガラス
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 旭硝子の門松正宏社長は6日、3月の社長就任以来初めて記者会見し、経営
方針と設備投資計画を発表した。設備投資では、まずプラズマディスプレイパ
ネル(PDP)用ガラス基板の生産能力を増強する。自動車用ガラスを製造す
る愛知工場の二つの製造窯のうち一つをPDP用に転換、5月より生産を始め
る。PDPテレビが07年まで年率60%程度成長しガラス基板需要が増加す
ると判断した。

 また、中国では1億ドルを投じ自動車用ガラス窯を新設する。中国の自動車
生産拡大に対応、蘇州市に100%出資子会社「旭硝子浮法玻璃(蘇州)有限
公司」を5月に設立、1日あたりの生産量700トンの素板製造窯を建設する。
10月に着工、生産開始は06年第2四半期。

                         【No.07CDAH001514】

―【09】―――――――――――――――――――――――――――――――
   ミニストップとコスモ石、コンビニとセルフ給油の新業態を開発
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ミニストップとコスモ石油は提携し、ファストフード店の要素を取り入れた
コンビニエンスストア(CVS)とセルフスタイルのガソリンスタンドを組み
合わせた業態開発を共同で実施すると6日発表した。共同での立地開発や同一
敷地内での一体運営により出店、運営コストの削減を図り顧客の多様なニーズ
に対応する狙い。

 共同店舗は今後両社でプロジェクトチームを発足させ立地開発、建設、運営
形態、販促、情報システムなどをテーマに研究、04年秋に1号店を開業し0
8年度中に100店の出店を目指す。

 CVS各社は店舗の開発にあたり、好立地でありながら単独出店には広すぎ
る物件などへの対策を求められている。今後、ガソリンスタンドとの共同出店
など異業種と組み、相乗的に集客できる業態の開発が活発化することになりそ
うだ。

                         【No.07CEAT002614】

―【10】―――――――――――――――――――――――――――――――
     経営ひと言/三菱樹脂・神尾章社長「他社より一歩早く」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 三菱樹脂は04―06年度の中期経営計画を策定したが、社長の神尾章さん
は「とにかく収益へのこだわりを重視した」と経営意思を説明する。

 「目指すべき、あるべき姿は収益力の高い開発型企業。89年の大幅赤字か
らはい上がり、改革路線固めを目標とした前3カ年中計に続き、まだ低い収益
力を高めるのが今計画だ」と経営課題を強調。

 収益拡大には「高機能製品を次々と開発することが必要。他社より一歩早く」
と開発力強化を打ち出し「キラッと光る部材を提案する産業の脇役でありたい」
と、控えめながらユーザー評価の高い企業が理想のようだ。

                         【No.07CBAF001414】

===================================
       Copyright 2004 THE NIKKAN KOGYO SHIMBUN,LTD.
         当社記事の無断掲載・配布を禁じます
               ◇◇◇◇
          発行 株式会社 日刊工業新聞社
 〒103-8548 東京都中央区日本橋小網町14番1号(住生日本橋小網町ビル)
    E-mail newswave21@nikkan.co.jp http://www.nikkan.co.jp/
===================================
		


閉じる

このページはまぐまぐプレミアムによる運営です
まぐまぐプレミアム