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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□2004年 4月 7日号□□
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□□□□□□□ 日刊工業新聞社 Newsウエーブ21 □□□
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■□■――――――――――【今日のニュース】――――――――――■□■
【01】青山製作所、海外工場でエンジンボルトの生産開始
【02】非鉄大手7社の地金生産、今年度上期は鉱石不足で銅・銀など減産
【03】文科省、都市エリア産学官連携促進事業に9地域を新たに内定
【04】瀬尾製額所、紙製の写真パネルを考案−作品の入れ替え可能に
【05】愛知労働局、労災防止運動スタート−3業種中心に重点訪問など
【06】中部国際空港、バンコク便を週6便増便−航空当局間協議で合意
【07】管内経済動向、ゆるやかな改善続く−中部経産局まとめ
【08】経営ひと言/静岡県静岡工技センター・伊藤久志所長「勢い止めず」
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―【01】―――――――――――――――――――――――――――――――
青山製作所、海外工場でエンジンボルトの生産開始
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【名古屋】青山製作所(愛知県大口町、青山義光社長、0587・95・1
151)は、主要取引先であるトヨタ自動車の外注化の流れに対応し、海外で
エンジン用ボルトの生産を始める。トヨタが海外事業の拡大を背景に内製部品
の外注化を進めており、青山製作所がエンジン用ボルトの生産を受託した。第
1弾としてタイにエンジン用ボルトの工場を増設し、8月に稼働する予定。0
5年には北米、06年に欧州でもエンジン用ボルトの生産を開始する計画だ。
トヨタはエンジンや足まわり関係を中心に主要部品を内製している。しかし
海外事業の拡大とともに、部品を外注化する動きが加速し、エンジン用ボルト
がその対象となった。青山製作所は自動車向けボルト、ナットで国内最大手だ
が、これまでエンジン用ボルトは手がけていなかった。
【No.07BEAJ000413】
―【02】―――――――――――――――――――――――――――――――
非鉄大手7社の地金生産、今年度上期は鉱石不足で銅・銀など減産
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非鉄金属大手7社の04年度上期(4―9月)の地金生産計画が6日、出そ
ろった。中国の需要拡大によって鉱石の不足が続いているのが響き、銅の生産
量は6社のうち3社が減少する見通しだ。金や銀も調達環境が悪化しており、
金は6社中4社、銀は7社中4社がそれぞれ減産を見込んでいる。原料の需給
ひっ迫を背景に、鉱山から鉱石を買い付ける際の買鉱条件が悪化しているのを
反映した格好だ。
銅製錬最大手の日鉱金属では、03年に採掘場の事故が起きた主要調達先の
グラスベルグ鉱山(インドネシア)からの供給量不足が解消しておらず、銅の
生産量が設備能力に比べ10%少ない水準にとどまる見通し。
三菱マテリアルの銅生産量が増えるのは、前年同期に直島製錬所(香川県直
島町)の定期修理で稼働率が下がった反動によるもので、年間では前年度並み。
住友金属鉱山では横ばい、同和鉱業と古河機械金属では減産を予想する。銅鉱
石の調達環境が厳しいことから、ほとんどの会社が事実上減産か横ばいにとど
まる見込みだ。
金、銀でも鉱石の不足や原料の品位低下といった調達環境の悪化が目立つ。
銅が減る結果、日鉱金属では主に銅製錬の副産物である金も減産になる。三菱
マテリアルや同和鉱業、三井金属も大幅減産の見通し。一部の鉱山から調達す
る原料の品位低下も足かせになる。
亜鉛は自動車用の亜鉛メッキ鋼板向けの需要が強含み。だが日鉱金属などで
は上期に非鉄各社の共同の製錬委託先である八戸製錬(青森県八戸市)と秋田
製錬(秋田市)が定期改修に入るため、減産を見込む。
【No.07CBAL001414】
―【03】―――――――――――――――――――――――――――――――
文科省、都市エリア産学官連携促進事業に9地域を新たに内定
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文部科学省は、大学などの知識や知恵を地域の産業創出に生かす「都市エリ
ア産学官連携促進事業」の対象に、青森県の弘前エリア(プロテオグリカン応
用研究プロジェクト)など9地域を新たに内定した。今後、内定地域からの正
式な申請を待って必要な手続きに入る。初年度分として1地域当たり6000
万―1億4000万円程度の事業費を拠出する。
この事業は“日本版シリコンバレー”の形成を目指す「知的クラスター創成
事業」に準じる地域振興の取り組みで、02年度から28地域が対象に選ばれ
ている。04年度スタート分には全国20地域が事業構想を提案していた。ほ
かに内定したのは次のエリア(かっこ内は具体的な事業提案)。
▽岩手県いわてバイオマテリアルエリア(医療用デバイスを目指したニッケ
ルレス高機能・高生体適合性“新”Co―Cr―Mo合金)▽新潟県広域長岡
エリア(先端材料の高機能化・グリーン加工プロセス技術の創製)▽静岡県富
士山麓エリア(ゲノミクス及びプロテオミクスを応用したがん等の診断薬、診
断機器の開発)▽三重県三重・伊勢湾岸エリア(次世代ディスプレー用新機能
材料とその応用機器の創製)▽滋賀県びわこ南部エリア(診療・治療のための
マイクロ体内ロボットの開発)▽大阪府大阪東部エリア(次世代の高品位接合
技術の開発)▽愛媛県東部エリア(インテリジェント機能材料等の創製と利用)
▽宮崎県都城盆地エリア(バイオマスの高度徹底利用活用による環境調和型産
業の創出)
【No.07EAAF002514】
―【04】―――――――――――――――――――――――――――――――
瀬尾製額所、紙製の写真パネルを考案−作品の入れ替え可能に
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瀬尾製額所(名古屋市中村区、瀬尾俊彦社長、052・451・4518)
は、作品の入れ替えが可能な紙製の写真パネルを考案、受注を始めた。企業に
よるグリーン調達の活発化や、デジカメの普及といった最近の写真人気の高ま
りから作品展や自宅で写真を飾りたいというニーズが増大。こうした需要を環
境に優れた差別化商品で開拓し、3年程度をかけて5000万―1億円程度の
ビジネスに育成する。
発売した「マイ・シアター」は、100%紙製で作品の入れ替えができる写
真パネル。類似の商品がないことから、国内外で特許を出願した。
作品の入れ替えは、紙芝居のように替えられるスライド式で、作品をのり付
けしてしまう木製製品の使い回しがきかない短所を改善した。
また、素材についても紙に切り替え、環境面での優位性を高めた。A4から
全紙まで5サイズをそろえ、価格は3800円から。
【No.07HIAI002113】
―【05】―――――――――――――――――――――――――――――――
愛知労働局、労災防止運動スタート−3業種中心に重点訪問など
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【名古屋】愛知労働局は、「チャレンジU(アンダー)―80運動」を始め
た。03年の管内労働災害の死者数が前年比22人増の107人に増え、初め
て全国最多となった。そこで同運動を通じ、04年は死者数を80人以下に減
らすのが目標だ。
死亡災害で多いのは製造業の「はさまれ・巻き込まれ」、建設業の「墜落・
転落」、陸上貨物運送事業の「交通事故」。この3業種で全体の75%を占め
ている。このため、同運動は3業種を中心に啓発活動を進める。
9月末までの半年間、実施し、5、7、9月をそれぞれ災害防止強化月間と
する。3業種を重点的に訪問して、災害防止の講習会や安全パトロールなどを
展開する。
【No.07HLAG002214】
―【06】―――――――――――――――――――――――――――――――
中部国際空港、バンコク便を週6便増便−航空当局間協議で合意
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【名古屋】日本とタイの航空当局間協議が5、6の両日、タイのチェンライ
で行われ、中部国際空港の05年開港後にはタイ・バンコク便の運航枠を名古
屋空港を使った現在よりも週6便増やすことで合意した。
現在、名古屋―バンコク便は日本航空とタイ国際航空が週4便ずつ運航して
いる。これを、それぞれ週7便ずつ運航することで合意した。
中部国際空港は、すでに国際便の就航が名古屋空港を使った現状比3割増の
週260便となることが決まっている。バンコク便の増加により週266便と
なり、目標の週300便に近づく。
【No.07HLAN002214】
―【07】―――――――――――――――――――――――――――――――
管内経済動向、ゆるやかな改善続く−中部経産局まとめ
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【名古屋】中部経済産業局は6日、管内経済動向をまとめた。「緩やかな改
善の動きが続いている」として、3カ月連続で改善基調を維持している。堅調
な生産活動に加え設備投資に回復の動きが広がっているという。
2月の鉱工業生産動向(速報)によると、生産指数はデジタル家電のけん引
により20カ月連続で前年同月比プラス。個人消費、雇用は一部に改善の動き
がある。
同日会見した細川昌彦局長は、「円高や原材料費の高騰などの不安要素はあ
るが、企業に収益力もあり、いいシナリオがみえてきた」と語り、管内経済の
先行きに楽観的な見通しを示した。
【No.07HLAO002214】
―【08】―――――――――――――――――――――――――――――――
経営ひと言/静岡県静岡工技センター・伊藤久志所長「勢い止めず」
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「ユニバーサルデザイン(UD)がようやく一般に認知されるようになって
きた」としみじみ語るのは静岡県静岡工業技術センター所長の伊藤久志さん。
UD活動で先行する静岡県にあって同センターは01年度からUD製品づく
りを支援するプロジェクト研究を進め「多くの成果を上げた」。
同プロジェクトは03年度で終了となったが、高齢化社会が進む中、「今後
も研究に力を入れる」と意欲満々。4月には「UD・福祉技術スタッフ」と呼
ぶ専門部署を新設。「せっかく波に乗って広まってきたUDの勢いを止めたく
ない」という。(静岡)
【No.07HLAB002214】
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