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株式運用通信 サンプル
ID:P0006428
 

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株式運用通信  2007年9月29日
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 日本株だけ置いてきぼりの感が強かったのですが、今週の上昇を見ますと、
風向きが少し変わってきたかなと思わせるものがあります。日経平均の週間
上昇率2.9%に加えて、不振を極めていた新興市場もようやくピックアップ
し始めたようです。ジャスダック平均+2.3%はさほどではありませんが、
マザーズ指数は一週間で16.6%の上昇となっています。水準を見ますと、
ジャスダック指数、マザーズ指数とも、8月17日の暴落時の水準に戻っただけ
のことですが、需給の改善が見られるように思われます。

 いつもコメントしておりますテクニカル指標の騰落レシオを見ますと、6日
平均は9月12日のボトム43.6%から9月27日には186.7%まで急上昇、昨日は
129.8%に反落。25日平均は、8月27日のボトム56.6%からゆるやかに上昇して、
昨日時点で95.5%となっています。6日平均が来週前半に下落した後反転上昇
すれば、ここから2〜3週間かけて25日平均が120%水準にまで上昇する展開を
期待できる局面なのかもしれません。

 そうなれば、日経平均が1万7500円レベルにまで上昇することも有り得るで
しょう。現在の局面での相場上昇には、循環物色が必要と思われます。その点
からしますと、今週の相場で、総合電機、銀行、化学など幅広い業種で買われる
ものが多かったのは心強いところです。

 マクロ経済を見ますと、金曜日発表の8月鉱工業生産指数の+3.4%が示して
いるように、さほど悪いものでもないようです。株式需給の改善があれば、株価
の一段高が期待できる環境ではありそうです。10月中旬あたりまでに日経平均
1万7500円を示現して、その後一服で500円幅の反落を見て、年末には日経平均
1万8千円超えといったあたりを想定して進むところでしょうか。

 幅広く循環物色で相場上昇ということを想定するなら、先物のロング(買い)
も面白いかもしれませんし、10月SQに向けての短期急騰あり、と読むなら
日経225のコール・オプション、行使価額1万7500円(金曜日の終値30円)あたり
に賭けてみる価値もあるかもしれません。

 個別銘柄で見ますと、来週の注目として以下のものが思い浮かびました。

日水 1332
日東紡績 3110
三井金属 5706
荏原 6361
住友信託 8403
ソフトバンク 9984
富士通 6702
三愛石油 8097
エプソントヨ 6708

 もちろんこれらは現局面でのトレーディング対応という意味です。損切り
水準を定めた上で2週間くらいの短期トレーディングを目指す、という想定です。

<極端な売られ過ぎ銘柄>
 株価の「相」ということを私はよく書くのですが、「バブル」という極端な
買われ過ぎの「相」の正反対に、「極端な売られ過ぎの相」というものも当然
あるのでしょう。新興市場株、中小型株の中には、現時点でこうした「極端な
売られ過ぎ」状態にあると見受けられるものが数多く存在します。いくつか
例示しますと、

学情 2301
明治電機 3388
NJK 9748
東京カソード 6868

 他にも多数あるわけですが、これらはいずれも予想PERが6〜7倍、PBR
が0.5倍くらい、などという株価水準にまで売られてしまっています。「バブル」
が需給が極端に『買いに傾いた』時に現れることの逆の現象として、「極端な
売られ過ぎ(いわば逆バブル)」は、「誰かが採算無視、株価評価無視で」売り
続ける(売り続けた)ことによって現れます。

 例えば学情のケースでは初夏あたりからF投信のファンドの継続的な売りが
指摘されて来ていました。中小型株投資の投資信託は、成績不振に伴う解約で
資産の流出が激しく、保有株の投売りを余儀なくされている、という事情があ
るのでしょう。学情以外の銘柄でも同じ現象が起きているのは明らかです。

 「バブルは必ず崩壊する」のとまったく同じことで、「極端な売られ過ぎ」
もやがて収束します。年末に向けての個人の税金売りや、まだ続いていると思
われる投信の解約売りを考えますと、今まさに大底という言い方はできないか
もしれませんが、大底『近辺』であることは間違いなさそうです。株価推移に
注目しておきたいと思っています。
(編集・発行:ライフスタイル・アセットマネジメント株式会社)
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