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(タイトル)「原因」を特定する3つの方法
(発行者)屋那 雄
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(目次)
1.この有料メルマガの主旨
2.扱ったテーマの見出し一覧
3.当メルマガのサンプル(第1回分)…2月4日に無料で最配信します。
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1.この有料メルマガの主旨
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2006年4月、”まぐまぐ”から、
無料メールマガジンを出し始めました。
そのタイトルは、
「原因が結果を生じさせるという発想は間違っている」。
http://www.mag2.com/m/0000192677.html
そこで、有史以来、批判されることのなかった、
「原因が結果を生じさせる」とする信仰を批判しています。
この間違った信仰に全ての学問は則っている。実情は、
そう言って良い程のものではないでしょうか。
間違った信仰に則っているので、
それら全ての学問の成果は、
事実に反することになっています。
つまり、いたずらに難解になっているのです。
それら学問を理解できないのは、
理解できない人に問題があるのではない。
学問自体に致命的な問題があるのです。
この無料メールマガジンで、先ず一年目
(2006年4月から2007年3月まで)に、
第1シリーズ「西洋的発想終焉宣言」と題して主に
2つのテーマ
を扱いました。その一つが「原因」であり、
残りの一つが「結果」です。
こちら有料メールマガジンでは、
この2つのテーマのうちの一つである
「原因」
を扱います。同様のテーマを扱いながらも、
無料メールマガジンで書いた時より、
こちら有料メールマガジンでは、
ヨリ分かり易い文章で、
ヨリ凝縮した簡素な構成で
書きます。それを、1年かけて、
全47回分割して配信する予定です。
ですから、一号ずつ読み切りということには
なっていません。
注意してください。一回の配信分量は、
400字詰め原稿用紙、4枚半から6枚半の間。
以下、このメルマガで扱うテーマを見出しふうに
挙げておきます。参考にしてください
(ただし、これは目次ではありません。注意してください)。
この有料メールマガジンは、
毎月曜日(ただし月の第五週目は休刊します)に配信します。
一月に計、4回配信することになります。
最初の配信は、2008年2月4日です。
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2.扱ったテーマの見出し一覧(予定)
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1.『一連続』について
・ア.体験について
2.《それぞれ別々》について
・ア.《同じ》ものは《それぞれ別々》
3.『一連続』の切断
・ア.「ゼノンの矢」
・イ.「心身問題」について
・ウ.「意識と世界の関係」
4.「原因」の特定の仕方について
5.従来の「原因」特定法
・ア.「原因」はヨリ極小の部分でなければならない
・イ.同じ「原因」からしか生じないと決め付ける信仰
・ウ.データを必ず誤魔化す
・エ.決定論はできない
・オ.「原因」部分の逆推理もただの信仰行為である
・カ.互いの間の似ている点を二分割
・キ.たった一つの事実につき、口々に別の「原因」が挙げられる
・ク.データを使うことで逆に精密でないことを露呈している
6.医科学的「原因」特定法
・ア.医科学的「原因」特定法では「原因」は特定できない
・イ.「確率」を持ち出してまで、『一連続』を捉え損なう
・ウ.再度、似ている点の二分割
・エ.自分に都合の悪いデータを切り捨てる
・エ.甲.「実験誤差」という言い訳
・エ.乙.「数字」の操作で欺く
・オ.医科学的「原因」特定法もまた信仰行為にすぎない
・カ.決定論も信仰行為にすぎない
・キ.医科学的「原因」特定法は証明しているか?
・ク.ここでも、たった一つの事実につき、口々に別の「原因」が唱えられる
・ク.甲.「細分化」という方法
・ケ.被験者は二人だけで良いのか、もしくは微妙なものを強引に決め付けてしまうのか
7.法律的「原因」特定法について
・ア.空想と事実は同列に置き得ない、そして私情
・イ.結果論をして、責任を問い損なう
・ウ.ここでも、たった一つの事実につき口々に別の「原因」が唱えられる
8.「原因が結果を生じさせる」と妄信すれば、この世をパラダイスと勘違いできる
9.問題解決の仕方について
10.理論について
11.医科学的「原因」特定法についての考察を捕捉
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3.当メルマガのサンプル第1回分…2月4日に無料で最配信します)
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人は間違って、「原因が結果を生じさせる」と信じている。
しかし、ものごとは、《それぞれ別々》なものの『一連続』な
ありようなのである。これが事実の本当のありようである。
1.『一連続』について
では、ものごとの『一連続』であることから説明し始めよう。
ものごとは『一連続』なありようである。
『一連続』の中の任意の一部分は、
それ以外の全ての部分のありように対して、
『それ相応』なありようである。
『一連続』の中の各部分はどこも、同時に、それぞれ、
それ以外の全ての部分のありように対して、こうして
『それ相応』なふうにある。
つまり、各部分全てが《共同連帯》なのである。
ものごとが『一連続』であるとは、
各部分全てが《共同連帯》であるということなのである。
因みに、『一連続』ということを、
メルロ=ポンティ(1908-1961)は、
reversibiliteという造語で言おうとした
(遺稿『見えるものと見えないもの』の第4章
「織り合わせ-交差配列」を参照いただきたい)。
手袋の表と裏をイメージして。
しかし、人は間違って、
「原因が結果を生じさせる」と信じ込んでいる。
何かある度いつも、『一連続』なありようの中から、
この全体を生じさせた「原因」部分を特定し出そうとする。
「原因」部分が、その部分以外の全てのありようを
〈生じさせた〉というのである。しかし、確認したように、
『一連続』の中の任意の一部分は、それ以外の全ての部分の
ありように対して、『それ相応』なふうにあるだけである。
決して、他の全ての部分のありようを〈生じさせる〉のではない。
部分というものは、『それ相応』にあるだけなのである。
他の部分を〈生じさせる〉ことも、〈生じさせられる〉こともないのだ。
「原因が結果を生じさせる」と信じていると、
「原因」部分と、それ以外の全ての部分との間に、
〈主従関係〉をこしらえ上げてしまうことになる。
「原因」が主で、「結果」が従。この主従関係こそ、
〈生じさせる・生じさせられる〉の間柄である。
しかし、『一連続』の中の部分はどこも、それぞれ、
それ以外の部分全てのありように対し、同時に
『それ相応』なのである。
このように各部分は全て互いに《対等》である。
各部分の間に、〈主従関係〉など、ありはしない。
「原因が結果を生じさせる」と考え違いして、勝手に、
『一連続』なありようの中に、
「原因」部分を特定しようとする者だけが、
ありもしないこんな〈主従関係〉を捏造してしまう。
『一連続』なありようを、「原因」部分が「結果」部分を
〈生じさせた〉という架空のありようにすり替えてしまう。
各部分全ての《共同連帯》なありようを
極小の「原因」部分の働きだけに帰する、
荒唐無稽な過ちを犯してしまうのだ。
脳科学を例に取ってみよう。脳科学では、
人の体験は、脳という「原因」部分によって生じさせられた
「結果」であることになっている。
脳という「原因」部分が主と見なされている。
脳科学者たちにとっては、人の体験は、脳に対して、
従なのである。〈生じさせられる〉ものなのである。
人の体験というこの従なるもののありようは、
脳という「原因」次第というわけだ。
人は所詮、脳という「原因」部分の「操り人形(傀儡)」にすぎない。
彼らの人間観はこのようなものなのである。
こう間違って人を解釈するのが、脳科学である。
医科学である。現代学問の趨勢である。現代学問では、
人を、「脳の乗り物」にすぎないとしているのだ。
脳科学の代わりに、遺伝学を例に取ってきても事は同じである。
人の体験を生じさせる「原因」部分は、遺伝子であると彼らは言う。
遺伝子が主であり、人の体験は従である。
ここでも人の体験は、〈生じさせられる〉ものでしかない
とされるのである。人の体験のありようは、遺伝子次第。
人とは、遺伝子の「操り人形(傀儡)」にすぎないというわけだ。
人などの生物はただの「遺伝子の乗り物」であると喝破したのは、
有名な遺伝子学者であるリチャード・ドーキンスらしい。
日本では、ドーキンスのこの稚拙な生物観に、手放しで、
動物行動学者の竹内久美子が乗っかった。
彼女は、文藝春秋などの出版社から本を出し、
生物は「遺伝子の乗り物」であるという、
荒唐無稽な生物観を大々的に科学の名のもと宣伝した。
そしてベストセラー作家となった。
脳科学者や遺伝学者たちの人間観では、人の体験は、
主であるところの「原因」によって生じさせられる
一方的な受け身のものにすぎない。
脳科学者たちは、その「原因」を脳とする。
一方、遺伝学者は、遺伝子とする。
彼らには、互いに《対等》な各部分全てが《共同連帯》である
そんな『一連続』なありようとして、人が、生きものが、
ものごとが、事実に忠実に捉えられはしていないのである。
人間が彼らには、人間以外のものに見えているのだ。
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ご不明な点がありましたら、お手数ですが、屋那雄の方までメール
をください。よろしくお願いします。
屋那雄の私立研究所のホームページは
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初版 2008年
定価 月額1,050円
著者 屋那 雄
発行所 まぐまぐプレミアム
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